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二兎を追うものは

Magic @ Cavs Game2


(ネタバレ)












ゲーム1は、なんとマジックが勝利しましたが、ゲーム2はキャブスが簡単に勝ちそうだったところを、(23点差)を覆し、接戦に持って行きました。
最後のショット、ヒドがレイアップを決め、マジック勝利というところで残り一秒。

なんと、レブロンのスリーが0秒で決まり逆転勝利・・・・。
どうなっているのいったい。


東も西も大接戦で、見ている方はほんとおもしろい。さすがカンファレンスファイナル。



ところで、残り1秒でなぜレブロンはいとも簡単にスリーを入れてしまったのでしょう。

キャブスの考える第一のオプションは残り一秒なのでアリウープで同点。
第二のオプションはスリーを決めて逆転。またはジャンパーで同点。。。

レブロンについたディフェンスはヒド。
これはバンガンディが、高さがあった方が良いと判断した結果。
アリウープでも、そしてスリーポイントラインでも、残りがたった1秒なのでフェイクの心配も無い。6−10のヒドにまかせたということで、いままでレブロンに対しすごくいいディフェンスしてたピートリスは、となりのパブロビッチに。

ところが、レブロン中へ入る振りをして外に飛び出し、スリーポイントラインでショット。
ヒドは一歩遅れてたどり着き、手を伸ばした頃にはもうボールがリリースされていた。


95-96でキャブスが勝利をもぎとった。
バンガンディは違ったディフェンスをすれば良かったと後悔。
ピートリスも、パブロビッチを忘れレブロンにダブるチームに行ったほうがよかったのではとがっかり。

終わってしまったので仕方のないことですが、
ヒドのジャンプ力より、ピートリスのジャンプ力と密着度の方が勝っているように見えるけど、それと最後に入れるのはレブロン以外に居ない。と思うのだけど。少なくてもパブロビッチはラストショットを入れられないような気が。
ディフェンス面でもバンガンディは「ヒドを信頼した」ということかもしれないが。
マジックにとっては惜しい結果に。


キャブスにとってはもうけものではあるものの、
このシリーズかなり苦戦を強いられそうです。
ラシャードルイスの巨砲とヒドのゆる〜いドライブの両方をどうやったら止められるかは重要な課題です。マジックがファイナル進出も十分あり得ます。そうなるとペニー以来の快進撃ですねー。ディズニーランド、トルコ人のミッキーマウスか・・・。


二兎追うのは難しい。片方諦めなければならないでしょう。

(この試合、ついったーでつぶやき入れているよ。)
by chiesuzukihome | 2009-05-24 04:40 | NBA

イラストレーター ChieSuzukiのblog


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