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ファイヤー愛剤夜

ネタバレ
ニックスソニックス。








もう、ファイアーアイザイアの合唱が、がーデン名物になろうとしている。


毎試合、毎試合、
何度も何度も。


そのたびにアイザイアを見ると、
平気な顔をしているが、とても傷ついているであろう。



試合後のカンファレンスでは、涙目でもある。
もうきついことも言えなくなり、こころなしか記者達も穏やかな口調だったりする。



ここまでくると、芸術的でさえある。


いつもきちんとネクタイと、胸のハンカチをコーディネイトさせ
ぴしっとしたスーツ姿で現れるも、その数分前までは泣いていたんだな。
と思わせる。







きょうのニックスロッカールームは、もぬけの殻。

アイザイアトークが終わり、記者の皆がニックスロッカーにたどり着く頃には、スーツ姿のデビッド・リーがドアを閉めようとしてた。なかにはだあれもいないよ。


選手達はとっとと、次の目的地シカゴへと旅立っていた。




相手はシアトルだった。

ここは若いチームになり、PJカーリシモが切り盛りしている。
が、ルーキーのケビン・デュラントは、どう転んでもスーパスターでした。いくらPJに怒られようが、ニキビ面であろうが、スーパースターでした。
ニックスリードで迎えた4Qだが、ジャンパーをいとも軽々と、、、、バスケットへ。
その動きは、TマックかKGを思わせる、シュートに力が入っていない。長いウイングスパンでぽい。ってなかんじ。


いやすごいですよ。

シアトル行って見てください。



まだまだディフェンスがあれれって感じのチームだけど、
成長期の選手が揃っていて、あのもう一人のルーキー、ジェフ・グリーンもすごいです。
ルーク・リドナーは、顔に似合わず強気なショット、ハードワーカーなのはニック・コリソン。ボールを運ぶアールワトソン、それに手固いプレーのザービアックやデロンテ・ウエスト(けが)もいます。


KDのチームとして、ゆっくり成長中。


それとカート・トーマスがやってきて、
懐かしいのなんの。なんか肩の力が抜けておもろいやつになっていました。
ニックス記者人に囲まれスーパースターの気分。
きょうは4Qのオフェンス冴えていて、ジャンパーを入れ、ディフェンスも。


ういうぉんとかーと

なんて合唱が聞こえました。



まーしかし、



ニックス、



とにかくディフェンスがだめですよ。愛剤夜。


状況に対し耐えるだけではだめです。
ディフェンスを死ぬ気でやんないと・・・。





この負け試合の後、

ビリー・ジョエルのニューヨーク・ステイト・オブ・マインド
が流れていて、哀愁を誘っておりました。


試合前は、オルガン奏者の練習?で70年代大演奏会のようでした
ELP(Emerson, Lake & Palmer)とかその手の曲を気持ちよさそうに弾いていた。
こんな情熱が、みんなの持て余した情熱が、ニックスをもっともっともの悲しくさせていて、観客やみんなのがっかりが、ガーデンのそこら中に飛び散っているようでした。
by chiesuzukihome | 2007-12-13 15:48 | NBA

イラストレーター ChieSuzukiのblog


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