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へとへと〜。

サンズ対マブス、終わりました。


絶句・・・・・・。
これ、またゲーム7まで行くかな?

サンズはほぼ6人で回していますね。スターター+バルボッサで。
それにハウスとジョーンズ、を数分。

これじゃあ、スターターが疲労しないのか、走りすぎるバスケをやってへとへとになってしまわないのか。現に3Qでたぶん疲労しきったために犯したターンオーバーが数回。
しかし今日のスタッツを見ると、40分以上出場している選手がいない。
へえ、これはすごいなあ、と感心しました。
実は10分以上ちゃんと休んでいるようです。

マブスもこれは勝てる試合だった。
ナッシュがターンオーバーを犯した3Qで逆転して、その後はどちらか言えばマブスペーズというか、(ホームだということもあり)要所のディフェンスもうまかった。
デビンハリスの強気なシュートの数々がかなりマブスを救っていた。デビンのスリーで3:43秒114-105。
その後ナッシュの得点10点でなんと116-115。これが手品のような妙なショットで、ダークの頭越しにレイアップしたりスリーを入れたりが、ちょっと尋常じゃないプレーだった。ナッシュは宇宙人?かというくらいに。

残り43秒、マリオンとのピックアンドロールで逆転。116-117
こんどはハリスがロングジャンパーを打ち逆転。118-117残り4.8秒。(ハリスはPOキャリアハイ30点)

タイムアウト後、コートへ向かう。ボリス・ディオウがなぜかニマッと不気味な笑い。
と思ったら、ディオウはティム・トーマスからインバウンドパスをもらうと、巧みなステップとフェイクでディフェンスのスタックハウスをゆっくりかわし、難しいベースラインジャンパーを軽々と入れたのだった。彼も宇宙人?
ディオウもこの試合キャリアハイ34点。

残り4.8秒で、スタックハウスはターンオーバー。
あ、それとマーキス・ダニエルズのインバウンドがコートを通過してターンオーバーってのもあった。
・・・

というわけで、サンズの精神力は並大抵のものじゃない。
残り3分ほどの畳み掛けるようなオフェンスはまじスゴい。

といってもマブスが悪かった訳ではない。
が、1Qですでにジョッシュ・ハワードが足首をねんざして退場。
マブスはベンチに豊富な人材(バンホン、グリフィンなど)がいることはいるが、この怪我が目に見えないかたちで影響していたかもしれない。

サンズはサンズで4Qラジャ・ベルがふくらはぎの筋を痛め退場。
多分戻って来れるだろうが、マリオンも足首ねんざで痛々しいし、やはり長丁場になればなるほどサンズは不利なのかも。と言う気もするが、理屈じゃ語れないナッシュ&サンズのプレーは、すごすぎる。

8マンローテーションでカート・トーマスの出番がないよ。
今1分も出場せずにベンチに座っているのは全員ビッグマン。
ダントニコーチは走りまくるバスケを貫き通すつもりだ。そう、みんな体重が軽そうなので持久力がありそうだし。

それにしてもサンズのあのエゴのなさというのか、スパーズやピストンズもそうだったけれど、ケミストリーが美しく形作っているある種の、「勢い」「覚悟」がはっきりと見える。

しかしすごいオフェンス戦だな。東のバスケと明らかに違いますねえ。
こっちも走っているような錯覚に陥り、へとへとです。

PS.
ラジャ・ベルはゲーム2欠場予定。
ジョッシュ・ハワードは当日に出場を決定する。( day to day)
by chiesuzukihome | 2006-05-25 13:36 | NBA

イラストレーター ChieSuzukiのblog


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