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ニックス・サマーリーグ

NBAサマーリーグが行われている。
日本人の注目は田臥選手だが、たぶんミネソタかニュージャージー、アトランタ?あたりのチームが注目中かもしれない。

ニューヨークニックスのサマーリーグをテレビ観戦。
サマーリーグとは今年ドラフトされた者、1年目の選手、ドラフト外だった選手達が、自分をアピールする、コーチやGMがチームの戦力になり得るかを判断する、大事な試合だ。ニックスは暫定コーチとしてハーブ・ウイリアムスが参加しているが、つぎつぎと新コーチ候補が他チームに勧誘され、残っているのはハーブくらい。となってしまった。しかし、昨年ハーブは悪くない仕事をしていた(プレーオフ逃しても)。カリスマ性はないが選手をまとめあげ、チームとして機能させ、戦略もチームにあったものを採用していた。そして何よりもスポーツ界に足りない(ありえない)、謙虚さを持ち合わせているのがハーブ。そのへんが個性派GMと対立なく来られた理由かも。
カリスマ性はアイザイアGMに任せておけばよいので、ハーブは若い選手をよりよく育てるに徹すればいいのかも。

などとほんとうは言っていられないニューヨークのバスケチーム。
今にブルックリンネッツにお客を取られかねないでしょう。

さて、トレバー・アリーザは体重を4.5キロほど増量し、フィジカルも強くなったらしい。この増量でジャンプシュートの確率が上がるのならいいことかもしれないけど。

ネイト・ロビンソンは180センチのポイントガードだが、アール・ボイキンスばりの強引なカットインとアクロバティックなシュートも成功。お客が喜ぶタイプのプレーが見られる。これが、サマーリーグではよくても本番の試合ではブロックショット責めに合うかも。ステフとそっくりなシュート先行タイプのPG。

チャニング・フライも童顔なのでソフトに見えるが、体はそうでもない。
がっしりしていて、そして基礎が十分出来ている風だ。
スリーも狙えて、フリースローもOK。インサイドのディフェンスをこれから学んでほしい。

デビッド・リーは白人だが、こちらも基礎が出来ているようで、ベテランのようなスクリーンをかけて、ピックアンドロールも成功していた。インサイドで力強く踏ん張れるタイプ。オフェンスもいける。
インテリジェンスもあるようで、フロアでリーダーになれる素質。(ステフと対立の予感・・・。)

先日は対ウイザーズ@ラスベガスだったが、ニックスはボールが良く回っていて、賢いプレーが出来ていたようだった。

勝ちに導くには、ステフ次第?かもしれないけど、その他のベテラン、ティムトーマスの成長(毎年こんなこと言っている)、ペニーの去就、アランの去就(選手会の新ルールに基づき)ニックスはシカゴブルズのようなだいぶ若いチームになるだろう。
by chiesuzukihome | 2005-07-11 06:55 | NBA

イラストレーター ChieSuzukiのblog


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