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イスラ〜ム

オバマ大統領がカイロ大学で演説。アメリカとイスラム諸国の新しい関係、パレスチナとイスラエルの平和を模索している。

(そのオバマはゲーム6でレイカーズ勝利★と予想。)


とうとうそんなところまでチェンジを試みるのですね。
もうオバマは世界の大統領みたいになっている気がします。

8年ほど前、アメリカはフリーダムのために、ブッシュ人気のために、テロリストとしてイスラム国を非難しました。イスラムイコールテロ?のイメージを植え付けて、アメリカすごい、アメリカ万歳ってやっていたのですが、ええと、今は全くその反対の事を行っている最中。


昔、私はひとりイスタンブールを旅したことがあります。
ヨーロッパスタイルの建築に夕日が映った黄昏時、コーランが響き渡り、それはそれは美しい音色だった気がします。パキスタンのイスラマバードとカラチを経由したパキスタン航空に乗った時、搭乗者は、かぎ鼻で頭に布を巻いた白いヒゲのおじいさんや、目のぎょろっとした太った男たち、白いパジャマのような衣装を着た人たちが、旅行かばんの代わりに絨毯に衣類を丸めて紐で縛っていました。

途中、機内で数人が毛布を床に敷き、コーランを唱え祈っていました。

空港にもお祈りのための大きい部屋があって、時間が来ると人々が集まり祈り始めます。
私は仏教徒でもキリスト教徒でもないし、もちろんイスラム教徒でもないけど、彼らの祈りを聴いて自分も祈る気持ちになりました。


。。。

アメリカは、つい最近までテロリストと差別していたイスラム教徒を大統領が変わったとたん、全く違うアプローチをしていて、びっくりして、あるアメリカ人に聞いてみました。

しかし、それは、アメリカのいいところ「フリーダム」があるからなんだという。どんな主義主張でも一旦受け入れる懐の深さと言うか、そういうものがあるからだという。


今、経済が最悪の状態で、アメリカは他にやる事いっぱいありすぎるんでは?なんでこのイスラエル、パレスチナ問題やっているのかというと、オバマが当選した理由でもある、チェンジ。がこの問題に深く関わっているからでしょう。

オバマは「蔓延する典型的な悪いイスラムイメージを払拭するのがアメリカの大統領としての責任のひとつだと考えているから。」だという・・・・。世界から見たアメリカ人のイメージもきっとかなり変わるのではないかと思う。


パレスチナに対するアプローチで、「アメリカはパレスチナの痛みにも背を向ける事は無い」とのべ、黒人公民権運動を例に挙げるところも、大人になった、歴史あるアメリカを感じさせる。

過去の黒人に対するアメリカの仕打ちを、「過去を受け入れる」ことを黒人に強いるところもすごいなーと。



。。。


経由したイスラマバードの空港では、朝の8時から夜の8時まで丸一日飛行機を待つ事になりました。

空港のトイレには、一人の女性が住んでいました。彼女は両足が無く、トイレに来た人から施しをもらい生活していたようです。主な仕事はトイレ掃除。そのとおりイスラムのタイルを並べたトイレはぴっかぴかで、天井も高くどこかのカフェのようでした。写真を撮ろうとすると、頑に拒否し始めた彼女は、魂が取られる。と本気で嫌がっていました。


空港を離れると危ないというので一日中ベンチに座っていました。そのベンチは外に面した長い木製で、心地よい風と日当りのよい公園のようなところにありました。そこには数十人の、とくに行くあての無い家族連れや地元民で埋まっており、私がベンチの前を通り過ぎるや否や、座っている全員の視線を感じました。
ある家族連れが遊んでいて、母親が見守る中、子どもが5人くらいはしゃぎ遊び、その中の一人の女の子は、母の隣でじっと席に座っていた。母親によると彼女は口がきけないのだという。でもその子はにこにこと私に笑いかけたので、アメをあげました。差し出した手のひらには、ヘンナの刺青がびっしり。宗教的な理由でこんな手のひらをしているのだろうが、初めて見る手のひらに、驚いていると、女の子は他の子どもたちと一緒に遊び始めました。

このベンチは、他の地域から来た人々を穴の空くほど見る場所。だったようです。彼らにとってはどんな映画よりもテレビよりも、おもしろかったのかもしれません。
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by chiesuzukihome | 2009-06-08 08:57 | 旅人 | Comments(0)
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