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レジー・ミラー・モーメント

ひとつの歴史が終わった。
レジー・ミラーの引退。
インディアナで行われた、カンファレンス・セミファイナル第6戦。

ペイサーズリードで、レジーも絶好調。前半のジャーメインも確率良いシュート。
しかし、点差が離れそうになると、昨年のMVPチャウンシー・ビラップスがぽこっと入れてくる。怪我で調子を落としていたリップ・ハミルトンもきょうはシュート率が良い。

ほとんど、点差のない試合。
4Qのこり6分でレジーがベンチからやるきまんまんで、コートへ。
なかなかレジーのところへボールが回らないが、キャッチすると即シュート。タイミングもリズムもレジーのもの。数々のジャンパーは、ピストンズを引き離すかと思われた。しかし正しいバスケ。のとおりピストンズはまったく動じないいつものオフェンスディフェンスで、翻弄されず。

残り2分くらいで3点差はレジーのスリー2本で逆転だ。と誰もが思っていた。が、二つのアウトオブバウンズは、審判の判定でどちらもピストンズボール。このふたつに、残された時間を消費されてしまった。レジーに残された時間を、潰されてしまった。

残った時間はたったの30秒。
タイムアウト後、レジーは思い切りスリーポイントを打った。絶対はいるタイミングだった・・・。
しかし向こうのほうからベン・ウォレスがやってきて、ブロック。

残り15.6秒
ラリーブラウンはタイムアウトを取る。レジーはベンチへ。
観客は「Re〜ggie、Re〜ggie、Re〜ggie、Re〜ggie、Re〜ggie、」の合唱。
レジーはベンチに座ると、目を真っ赤にして遠くを見つめていた。スクリーンに映った
レジーを見て、観客は涙を流した。「Thank you Reggie.」素晴らしいゲームをありがとう。というボードを掲げながら、涙ぐんだ。

試合終了とともに、レジーはピストンズ、ラリー・ブラウン抱き合う。レジーの18年間のうち、数年間を教えたラリーとの最後の抱擁。


たくさんの、奇跡のような瞬間を見せてくれたレジー。
気が狂っているとしか思えないくらいの、土壇場のシュートをねじ込んだレジー。
Thank You Reggie.
(レジーとは右のイラストの人)



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by chiesuzukihome | 2005-05-20 12:46 | NBA | Comments(0)
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