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単なる偏見を成長させない。




昨日ニューヨークタイムズに掲載されていたのだが、

「NBAにおけるファールコールの人種差別的傾向について」
という論文をペンシルバニア大の教授とコーネル大学院生が発表し、同紙に送ったようだ。

これらは91年シーズンから13年間の、
白人審判、黒人審判、黒人選手、白人選手のスタッツで統計を取ったらしい。

結果は
2%〜4%黒人選手のほうがファールを取られやすい。(内容はもっと細かい数字)となったようです。(この数字は信用できるものか、ファールの多いビッグマンに黒人が多いとか、いろいろ問題はありそうですが。)



これらの人種問題ってアメリカでは日常所々に存在するのだけど、
へんに「人種差別など存在しない」と言う方が嘘っぽい。
スターンコミッショナーなどはビジネスのことを考え当然そう言うのですが、


タイムスだけに、マーク・キューバン(白人)からもコメントをもらい
「我々は人間だから偏見(差別)は持ってしまうもの。」

ウルブス、マイク・ジェームス(黒人)は
「(コート上で)起こっているなら対処しなければならないが、見たことない」

と電話取材も行ったという。


しかしおもしろい研究をするものだな。
スティーブン・ジャクソンの退場、のタイミングに合わせて掲載されたところも
興味深い。
(審判がそれをしているのでは?というのが問題で、人種偏見はこの世に存在する。)


自分もマーク・キューバンの意見と同じ。
人間には偏見はつきもの。
だからといって故意におこなったり戦争に発展すれば醜い人間同士の戦いとなる。

アメリカではアジア人は黒人より下。と思っている人もたくさんいる。
アジア人で自分は白人と同じだ。と思って黒人やメキシコ人を差別する人もいる。



NBAの中でももちろん存在しないわけはない。黒人のヒップホップ文化でもギャングスタ系の部分を毛嫌いしている白人選手もいるし、白人だと言うだけで、はなから仲良くなれないな。と思っている黒人選手もいる。




つい最近ゲイをカミングアウトしたばかりの元選手ジョン・アメチが居たが、21世紀にもなるのにカミングアウトしたゲイはNBA界でたったひとり。
スポーツの世界(とりわけNBA)がいかに保守的かは、皆も知っているんじゃないかな。

(ニューヨークではゲイは比較的居心地がいいらしく、そこらじゅうで出会います)


でも、ほんとうはアメリカという国は
表面で見える部分よりも、そうでない部分で大きな人種差別もある。
それはジューイッシュ(ユダヤ人)がこのアメリカを牛耳っていると言うこと。

NBAもその典型。
スターンもキューバンも金持ちは皆、ジューイッシュ。
上位数パーセントの金持ちはほとんどジューイッシュ。

歴史的事実によりドイツ人のほうがさりげなく差別されている可能性ありです。
ある人が重役になれないのはドイツ系だから。と言う話もあったりします。


って、ダークはジューイッシュに仕える、ドイツ人選手。
深読みするとマブスもこうなってしまうので、キリのいいところでこの話は終了しなければならない。論文しかり。
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by chiesuzukihome | 2007-05-03 14:44 | NBA | Comments(0)
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