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ニュージャージーからブルックリンへ。

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(写真:試合前ジェイソン・キッドにタッチする、子供たち)

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(写真:踊るニュージャージー・ネッツダンサー)


ジェイソン・キッドはフリースローの時、もう投げキッスはしない。
奥様と3人の子供たちも観戦に来ていない。

ネッツのダンサーは昨シーズンあたりから劇的に変わった。
リーグ一二を争うニックスダンサーを仕切っていた女性がネッツに雇われたからだ。
しかしこの衣装は、いくら子供の観客が多いと言ってもロリロリすぎ〜・・・。日本でウケそうである。

RJが足首手術、復帰日不明。ゾーンを切り抜けるRJが不在では、ネッツのオフェンスは厳しいが、謎のXファクターであるエディ・ハウスとマイキー・ムーアの得点に救われるだろう。


ところでネッツの新しいアリーナは「バークレイズ・センター」と命名された。
Barclaysはロンドンを拠点とする銀行(大手国際金融グループ)。

今後20年間にわたり使用されるバークレイズという名前に300ミリオンダラ〜(ええと360億円くらい?)支払われた。スポーツビジネス史上破格値。イギリス銀行にとってアメリカにビルディングがあることがとても重要だからだという。

先日ブルックリン美術館で行われたネッツ昼食会にオーナーや、スターンコミッショナー、ブルームバーグ市長、建築家フランク・ゲイリー、キッド、ビンス、ジェイZ、マーク・ジャクソン(今やネッツの解説)などが招かれた。

ブルックリンは、たとえばニューヨーク市マンハッタンの真ん中にあるマジソン・スクエア・ガーデンから地下鉄で30分以内。橋を渡るので隣の地区というイメージが強い。
ブルックリンのアトランティックアベニュー駅の近辺は、このニューヨーク不動産高騰現象にともない、多少マンハッタンの白人ホワイトカラーが流れてきてはいるものの、アフリカンアメリカン(黒人)やラテン系人種が多く、昔ながらのブルックリンが色濃く残っている。ちょっと道を外れるとファンキーな雰囲気が漂うのだ。

ここにアリーナが建設されれば今以上に地価はもちろん急騰するだろう。
建築家にフランク・ゲイリー、スペインビルバオ・グッゲンハイム美術館のあのうねるような芸術があそこに建つのかと思うと、期待せずにはいられないのですが。

しかしこのアリーナに大金投じるバークレイズ銀行というのが、250年前、アフリカで奴隷売買をしていたとして一部でやり玉に挙げられている。ここに住むアフリカンアメリカンは今はまだこのことを知らない人のほうが多いだろう。当時会社設立の資金が奴隷売買からのものだったという。18世紀のイギリスは、経済活動において売買はあたりまえの事だったとはいうものの・・・。

ところがもっと最近、バークレイズが南アフリカのアパルトヘイトと商取引をし賠償問題で英国からも批判されていたという事実もあり、ブルックリン+バスケという黒人文化の象徴を考えてみると、これはいったいなんか因縁があるのかい?と疑いたくなる。

・・・

スポーツチームがブルックリンを拠点とするのは、1957年ドジャーズがロスアンゼルスに移って以来。スパイク・リーを始め、ブルックリン出身のニックスファンはいったいどういう選択をするだろう。

それと、最前列のセレブシートが埋まったとしても、ブルックリン労働者階級のサポートがなければ、スポーツチームであるブルックリン・ネッツはファンを獲得できないだろう。ということであまりにも地価高騰しすぎてブルックリンから皆退散しスタッテンアイランドやクイーンズに引っ越してしまわれないように。

と余計なことを考えていると、アトランティック地区のこの計画の中には、中〜低所得者層用のアパートの供給もあるという。これでブルックリンにはダイハードネッツファンも生息することになる。
そんな心配事をよそに、バークレイズは、このブルックリンという土地を大開発するそうだ。新しい仕事、イベント、教育と若者を中心としたあらゆる生活を支援するような活動を試み、ブルックリン復興を起こすつもりである。


奴隷(アフリカン)を売り買いして会社を作り、250年後に元アフリカンの多く住むブルックリンを復興させる。なにか宿命のようなものがありそうな、バークレイズに売られたことのある先祖を持つものがブルックリンにたくさん在住しているかも。
もっと穿った見方をすれば、また操るつもりかねアフリカンを・・・。ということになる。

・・・・・・・・・・

最近あるGMがネッツを相手に「ビンスが欲しいの」と訊ねると、「キッドはどうだい?」と答えたとか。
ネッツはキッドに見切りを付けるのか。
まだまだトリプルダブル量産しているものの、選手としての価値は日毎に下がり始めているのだろう33歳。

2009年-2010年シーズン、
バークレイズ・センターでプレーする頃、キッドは36歳ビンスは32歳です。
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by chiesuzukihome | 2007-01-22 10:21 | NBA | Comments(2)
Commented by Garnett at 2007-01-22 20:16 x
こんにちわ、Chieさん。 名前を1文字変えさせて頂きました。
理由は・・・ かなり恥ずかしいです。
eじゃなくてaだったんですね・・・ 
突っ込みをいれなかったChieさん・・・
やさしさが身にしみました・・・。笑

反省はこのくらいにして。
キッドの能力は衰えてきてるんでしょうか・・・
あれは2002ー2003シーズンのファイナルでしょうか?
DVDを見ました。
デビッド・ロビンソンの最期のシーズンということで優勝を目指す
スパーズに対抗するキッドを覚えています。
どんなにすごい能力をもった選手でもやはりいつか衰えてしまう
ものなんでしょうか? わかっていてもすこし寂しい気がします。
それでは長々とすいませんでした。
お体に気をつけてお仕事頑張ってください。
Commented by chie suzuki at 2007-01-23 15:49 x
Garnettさん、こんにちは。
まーったく恥ずかしくはないですよ!私もよくやってます〜。これからもがんがん書き込んでくださいね。

>キッドの能力は衰えてきてるんでしょうか・・

もちろん彼も30代ですし、難しい手術も行ったので、20代後半の時のような体のキレはないかもしれません。でもその分「頭が冴え渡っている」と思います。経験を積みベテランになったことで、判断力やゲームの肝を理解しきって、しかも若い選手には暗黙の規律のようなものを学ばせ、チームの総合力を上げることなど、フィジカル以外のすべての面でますます磨きがかかっていると思います。そのような頭脳面を、もしネッツがいらないとしたら、かなりもったいないことになりそうです。もし早々見切りを付けるとしたら今のうちに(キッドが動けるうちに)もっといい選手を引っ張ってこようという、ネッツの「ビジネスの面」が働いているのではと思います。
また、ポイントガードは特に運動量が多いので、センターの選手よりも寿命は短くなります。クリフ・ロビンソンやムトンボが元気にプレーしているのも、健康管理以外にセンターだからでしょう。
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