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土曜の夜は、けんか

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(写真:カーメロの右手はグー。ジェフリーズ、すっころんでカーメロを逃す。)

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(写真:乱闘直後。怒りが収まらない、カーメロ。わなわな。)

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(写真:ファールされたJRスミスをなだめる、私服のケニヨン・マーティン。スミスは怒りを表わにする。)


乱闘、起きてしまいました。


ナゲッツ対ニックス、数週間前のデンバーでのニックス戦は、ジャマールによるスチール逆転スリーポイント勝利だった。
今日はマーブリーが好調で、3Qに26点差を10点差にまで接近させ、会場は大いに盛り上がったのだが4Qでは本来の姿に戻り、ニックス敗戦が完全に決まりかけていた残り1分15秒、マーブリーと交代した新人マーディ・コリンズ、軽くレイアップを決めようとしたJRスミスに、ハードファウル。首に両手をかけて床に叩きのめした。当然JRは怒り狂い、反撃に出る。

フロアでプレーしていた10人はカメラ席あたりで入り乱れる。

そこでハッスルしたのがネイト・ロビンソン、JRにダイブし参戦。観客の中に入り乱れる。現在スコアリングリーダーであるカーメロ・アンソニーは辺り構わずニックスの選手をどついていた。

チームメイトがやられているのをだまっちゃいられない。という気持ちでみんな相手チームの選手を後ろから押さえたり、どついたり、
相手選手を押さえている選手をまた相手選手が阻止し、それをまた阻止しているうちに、どついたりどつかれたりして、結局パンチが出たのは、カーメロだけ。

そして殴った相手はコリンズ・・・。

それを見て、ジャレド・ジェフリーズがものすごい勢いで怒り心頭、カーメロをハーフコートあたりまで追いかけた。しかし皆に止められながら写真のように途中で転んでしまい、殴らずに(殴られずに)済んだ。アシスタントコーチたちに止められながらもまだカーメロのほうを睨んでいた。
(きょうはジェフリーズがカーメロのディフェンスをしていたが34得点された)

特にニックスの選手はフラストレーションが溜まっていた。
コリンズのファウルは明らかな退場ファールだった。それに反応したJR、まーもちろん、ここで男ならこのやろーとなってしまうのだろう。で、そのあとネイトがわざわざ喧嘩しようとしたってところと、カーメロも報復に走ってしまったところが、この乱闘の核の部分だ。


数分後、フロアの10人は退場になった。
(コリンズ、フライ、リー、ジェフリーズ、ロビンソン、スミス、キャンビー、アンソニー、ナハラ、ミラー)

あの悪夢のようなピストンズ対ペイサーズのようにはならなかった。
ファンが参戦しなかったのは、ひとえに、セキュリティのしっかりしているガーデンだった。ということだ。ここのセキュリティは真のプロフェッショナルだ。そして執事のような面持ちのニックスのフロア担当主任は、即厳戒態勢をしき、試合後のロッカールームの廊下には警官も立たせていた。選手の帰り道が同じにならないようにしていた。

ロッカールームでは、もうすでに皆冷静になっており、さっさと帰った。
JRはコリンズなんて初めて見るヤツと言っていた。
カーメロも言葉少なに試合のことしか話さなかった。



コリンズは喧嘩中もフロアでいたって終始冷静だった。
張本人なのに沈着冷静な(人をバカにしたような)顔がカーメロの気に障ったんじゃないかと思うが、カーメロはその前に、病み上がりチャニング・フライのジャージを後ろから引っ張り、しりもちつかせてその上を仁王立ちしていた。かなりやる気満々だった。


しかしジェフリーズが「追いかけてまで殴ろうとする。」タイプだったのにはおどろいた。
カーメロのパンチ後はたぶん一番エキサイトしていただろう。
丁度、数年前ニックス時代のキャンビーがスパーズのダニー・フェリーを殴った時の、
(いやあ、間にバンガンディが仲裁に入って、キャンビーの右拳はバンガンディの目の上に当たって流血だったな〜)あの、キャンビーの「てんぱった感じ」を、今回のジェフリーズの中に見た・・・。


最後に、もしジェフ・バンガンディがコーチだったら、コリンズとの間に入り込み、カーメロに殴られて鼻血出しているだろうか。またはカーメロの足にからみつき・・・・・。

いい意味でも悪い意味でも、戦う場所、ガーデンであった。
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by chiesuzukihome | 2006-12-17 14:15 | NBA | Comments(8)
Commented by maboo at 2006-12-18 00:47 x
こんばんわ。おぉ、Chie様も現場におられたのですか。
2mを超える大男たちが殺気立ってもみくちゃになってたら
むちゃくちゃ怖いですよね… 厳しいサスペンドになりそうで、殴っちゃった
カーメロは特に。ジェフリーズのこけてる写真、目つき怖すぎです(笑)

しかし、これで9勝17敗ですか。アイザイア大先生とは今期でお別れですかね。いや、お別れしましょう。
Commented by だにこ☆ at 2006-12-18 02:11 x
yes!! なぃすな報道写真バカリで、にほんでespn.comのビデオを
みてぃる身としてゎ、とてもぅれしかったデス!

ポィントをぃくつか。

1. カーメロ: クリーンな愛されるNBAの顔を目指すメロの努力もちょっと一歩後退。
マ、夏のチームUSAでの活躍がぁるから2年目のときのょぅにゎ、批判されなぃでしょぅケド。

2. マーカス: やっぱりぁのダニー・フェリー事件を思い出したネ☆
ぁれもデモ、だぃぶ昔になってしまぃましたね。
かゎぃそぅだったぁの年のキャムビー。
ぃまゎ、年齢のゎり(?)に活躍しててi'm happy 4 himって感じデスケド。

3. JJ: ぅち(wash)のジャリッドがご迷惑かけてぃるってゅぅか、
でもほしがったのゎ、愛在野くんダシ。
でもホント、そんなキャラだとぉもゎなかったょね(笑)。
復帰したばかりで、チームに貢献しょぅとハリキリ中なのでしょぅ。

4. 愛在野クンのプレス・カンファレンス: この人ゎ、プラィドとぃぅモノがなぃの?
文句のぃぃ方がぃみがゎからなぃ。

デモ、NYN、去年ょりゎ、ぃぃ感じなんでしょ?
Commented by mari at 2006-12-18 15:18 x
きゃー、ひどいことになっていますね、大丈夫でしたでしょうか?カメラマンとはたいへんなお仕事、ご自愛くださいませ。
それにしてもアホな結果になってしまいましたね。アイザイアのコメントもとほほの極致、これからニックスは何処へ。
Commented by chiesuzukihome at 2006-12-18 16:27
>2mを超える大男たちが殺気立ってもみくちゃになってたら
むちゃくちゃ怖いですよね…

mabooさん、こんにちは!そうなんですよ。もしあの大男たちが自分の側で乱闘始めたら、、、、と思うと身の毛もよだちます〜。
腕なんか私の太ももより太いです。マジ。
しかし、選手たちはぎりぎりの精神状態、というか戦っている最中なので尋常じゃない。とも言えます。闘争心が2時間半継続した状態。と思った方がよいでしょう。その状態でああいうことが目の前で起こったら、ちょっと血の気の多い選手だと参戦はあたりまえかも。
Commented by chiesuzukihome at 2006-12-18 16:36
> カーメロ: クリーンな愛されるNBAの顔を目指すメロの努力もちょっと一歩後退。

だにこ☆さん、こんにちは!報道写真おほめいただきありがとうございます〜。クリーンなイメージ、半減ですね。そんなカーメロもエージェントに言われてか、クリーンなコメント出したようですが、今更遅いよって。もうカーメロの正体はみんなにわかってしまいましたよ。

>復帰したばかりで、チームに貢献しょぅとハリキリ中なのでしょぅ。

まさに、そうかもしれないって思っちゃいました。周りが見えていない状態で、いったいどうしたんだ!って肩たたきたくなっちゃうくらい尋常じゃなかったな。

>愛在野クンのプレス・カンファレンス: この人ゎ、プラィドとぃぅモノがなぃの?
文句のぃぃ方がぃみがゎからなぃ。

愛在谷くん、あまりコーチらしいコメントとは言えませんでしたな、フェアじゃないところと、自分の選手がかわいいのはいいのですが、溺愛しすぎなんじゃないのかな。

まー、アイザイアとかクエンティンとかみんなものすごい逆境で生きてきた人たちだから、こんなもんじゃない修羅場をくぐり抜けていて、実はどうってことないのでしょう。
Commented by chiesuzukihome at 2006-12-18 16:41
>それにしてもアホな結果になってしまいましたね。アイザイアのコメントもとほほの極致、これからニックスは何処へ。

mariさんこんにちは!暖かいお言葉ありがとうございます。
とほほの極致なニックスは、エディカリーを成長させるのはいいが、たぶんこのままガード陣のバクチ的なシュートセレクションで突き進むのでしょうかね。唯一リバウンドが他のチームよりも少しだけ優秀なのが救いです。リバウンドは勝利には重要アイテムですからね。
それにしてもアシスタントコーチのマーク・アグワイアーはがんばりました。リーとフライもよく我慢しました。(ぱちぱち。虚)
Commented by だにこ☆ at 2006-12-18 23:38 x
↑のespnのサィトに、JVGのケンカの思い出コメントがぁってとても
感慨深かったデス(quote of the dayのトコ)。
ケンカぉきるのゎ、nbaのレベルが低下してるわけぢゃなぃって
選手をかばぅぁたり、すばらしぃヒトだ...(涙)。
Commented by chie suzuki at 2006-12-19 17:19 x
JVGコメント・・・だにこ☆さん、リンクありがとうございました。
彼は非常に人情派なんですよ。土曜の夜はあの当時のことを思い出してしまったようです。あれほどのコーチ、他にいませんよね。
で、私もジェフに賛成なんですが、NBA選手がコートで戦っているときって、絶対に「強烈な闘争」が繰り広げられているのです。触れただけで爆発しそうなテンションを持って戦っていると言っていいのでは?とも思います。ほんとに不幸な出来事だったんだと思います。と同時にいつでもこのような乱闘は起こりえる危険をはらんでいます。
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