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本搾りヒストリー

先日の本搾り、なんで混ざり物のない、稀に見る良い商品が出来上がったのか、の秘密が分かった。マニアの間では知られているのか。

メルシャンがキリンに買収され「本搾り」もキリンの販売に。

メルシャンは、1934年から別の社名で存在していた。その後ワインメーカーとして名が知られていたが、食品会社や酒造会社と合弁や買収、社名変更等を重ねながら生き残ってきた。

この「本搾り」もメルシャンが製造販売しており、以前から果汁とウォッカだけを信条に、パッケージも洗練されたものではなく、種類も無駄に多く、現場では味の改良で試行錯誤してきたのだ。この商品に対する情熱が目に見えるようだ。


キリンになってから、パッケージは刷新されコマーシャルやCM発表会も洗練されたものに。


ワイン造りの会社だけに、チューハイに於いても味に手をぬかいない姿勢が垣間見られる。市場の缶チューハイといえば、着色料、香料、アスパルテーム(人工甘味料)等で味付けされているものが多く、自然の恵みはさほど感じられない。


本搾りが、どんな工程で他のチューハイをぶっちぎっているのか、多分このあたりに秘密があるのだろう。


。。。


本搾りは、果汁の自然な香りや味わいを引き出すため、糖度と酸のバランスの優れた厳選果実をまるごと搾った自社オリジナル「香り芳醇果汁」を、さらに“香り高く、スッキリ自然な味わい”へとブラッシュアップ。また、混濁果汁・透明果汁と香り芳醇果汁のブレンド比率を見直すことにより、“自分で搾ってつくるチューハイのあの味わい”に近づけた。


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http://www.geocities.jp/cocktailforum/index.htm

カクテル博士?のサイトを見つけました。上記はこのブロガーさんの引用だが(ホームページビルダーで作ったサイトということは20世紀から運営しているのかな)オリジナル製法で果汁の香りを見出し、さらに果汁を3つの種類に分けてブレンド比率を研究したようだ。


そこで、今まで守り抜いてきた潔いまでに「果汁とウォッカだけ!」という造り手のこだわり、酒造りの矜持を、キリン買収数年後、(レモン味に)レモンリキュール使用という、禁じ手を使われてしまった。
この造り手の落胆たるや、想像に難くない。おそらく経営者判断というものであろうか。幅広い層に受けるため、レモンの苦さ、刺激に一部顧客から苦情のようなものが寄せられたのだろうか。


まるで昨今の社会を見ているようだ。儲かるか儲からないかが全ての判断の決め手になり、味わい深さや真の喜びを捨ててしまう結果になるという。辛い辛い選択なのであった。


。。。

處で、
CMはCGなど使わず、海の中からプハーッと上がって浮かんでくるところや、大地でグレープフルーツを搾るシーンなど、すべて本当の映像だという。なので後からシズルカットも入れなかったのだろうか。



終わり














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by chiesuzukihome | 2017-07-22 11:49 | CMウォッチ | Comments(0)
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