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ステフォン・マーブリーの苦悩

やっと二勝したものの、レイカーズにやられたニックス。

ステフォン・マーブリーは4点10アシストと言う数字を叩き出した。
これが微妙な数字である。


ラリー・ブラウンコーチはステフにポイントガードをやらせてはいるが、時々不満を口にするし、ステフはステフで打たせて貰えないのならシューティングガードをやらせてくれ。と言う。夏の間ブラウンはステフにシューティングガードをさせると宣言したものの、蓋を開けてみると、ジャマール・クロフォードもネイト・ロビンソンもブラウンの思ったようなポイントガードの極みのようなプレーをするにはまだまだ経験が足りない。
エリック・スノーのようなポイントガードさえいればステフはシューティングガードにコンバートできる。ということだ。

ステフの今の実力はこのニックスのポイントガードの中では一番なのだ。
しかしブラウンの言うようなチームメイトを生かすことを一番に考える、ブラウンフィロソフィーをフロアに伝えるようなプレーメイクは、過去のプレースタイルを全く捨てると言うことから難しいと、昔の仲間ペニーは言う。

この矛盾については、以前から分かっていたことだが、それがあまりにも顕著に現れてしまっている。

ブラウンも自分の思ったとおりのプレーができない、ステフも自分の能力を生かせない。ステフはあんなにシュートが上手いのにそれをわざわざ打つなと、スノーのシュート力程度で構わないなんて言われたら、どんなに不幸か。

この不幸を作り出したのは、アイザイア・トーマス。

しかしアイザイアはロスターのバランスの悪さを指摘され、その通り、もっともであると、状況を否定せず謙虚に受けとめた。

おなじNYブルックリン出身だからって、そうそううまくはいかない。
ブルックリン生まれだからうまくいかないのか。

ブラウン65歳がいまさら自分の哲学を変えることも出来ないだろう。
ステフはコンペティティブな街ブルックリンで鍛えてきた自分のスタイルを、今さら崩すことも出来ないのだろう。

ふたりが幸せになる道はやはり、アイバーソンがシューティングガードにコンバートした時のように、ブラウン節を指令するポイントガードをひとり雇い、ステフをシューティングガードにする道しかないのだろう。



レイカーズ戦のステフの表情はずっと曇っていた。

試行錯誤を繰り返し、いい方へ向かって欲しい。
ロッカールームの雰囲気はそんなに悪いとは思わないし(ネイトとJJがけんかしたこともあったが)、いまが精進の時期だ。

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by chiesuzukihome | 2005-11-18 16:20 | NBA | Comments(2)
Commented by くる at 2005-11-19 00:25 x
始めまして、いつも楽しく見させてもらってます!上のレブロンのイラスト笑いました!
アイザイアは現役のとき鉄壁のチームディフェンスで2連覇した経験があるのに、どうしてオフェンス志向な選手ばっかり集めるんでしょうか?ディフェンスの大切さを誰よりも知っているはずなのに…
でも、ルーキー達は全員当たりっぽいですね!アイザイア、ドラフトはうまいんだけどなぁ。。。
Commented by chiesuzukihome at 2005-11-19 13:44
鉄壁チームディフェンス・・・たしかに〜。くるさんの言うとおりですね。ディフェンスで2連覇の時代を忘れたのかな。彼自身は特別ディフェンス指向ではなかったのかもしれませんね。
デュマースなんか見ていると、ディフェンスの傾向が顕著なんですけど。どちらにしても今のままでは勝率は中の下と言う感じです。それにしてもチャニングフライ、当たりです。今日も29分22得点で長距離ジャンパーも入ります。リーに放ったはずのアリウープパスがバックボードに跳ね返り入ってしまいました。それがスリーポイントラインの後ろからだったのですが、審判が見ておらず、2点になってしまいましたが。
レブロン・・・ブルース・リーのパロディです。(死亡遊戯)
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