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あらひゅーものがたり2

ドンチェイニーが指揮を執り、
そしてドラフトでネネ・ヒラリオとマーカス・キャンビーをナゲッツに送ることで
アントニオ・マクダイスを獲得。マクダイスがインサイドでプレーすることにより、アラン、スプリーコンビはますます光り輝く。はずであった。

ところがマクダイスはプレシーズンゲームで膝に致命的な傷を負い、ニックスでは18試合しかプレーできなかった。一年後にはアランの不思議な友、スプリーがミネソタへ去ってしまう。

ステフォン・マーブリー獲得をずいぶん前から試みていたが失敗し続け、そしてマクダイスの怪我。GMスコット・レイデンはこのふたつの大きな仕事を完遂することができず、首になった。

新しくニューヨーク・ニックスのGMになったのは、アイザイア・トーマス。
アイザイア・トーマスは、サンズと交渉しステフォン・マーブリーをいとも簡単に獲得。そしてレニー・ウイルキンスを新コーチに迎え、敏腕GMぶりを発揮した。

2000年に258試合連続出場したアランだが、このころから怪我に悩まされるようになる。

出場試合も少なくなり、はたまたコートでのリーダーシップを取りたがるステフォン・マーブリーとうまくいっているとは端から見ても思えなかった。
怪我が思わしくないアラン、自分がトレードしてきた選手だけをかわいがるアイザイア。シャンドン・アンダーソンはアイザイアを批判したが、力関係から見てもまったく太刀打ちできず、彼もWAVEされた。

アイザイアはアランもなんとかしたいと思っていただろう。
しかし社長のドーランはアランを信頼しており、自分が見込んだ大金賭けた選手をトレードさせたりしなかった。アランもアイザイアの考えを何となく分かっていただろう。

即席チームをやっとのことでプレーオフに出場させたレニー・ウイルキンス。
そしてジャマール・クロフォードというアイザイア好みのシューティングガードを獲得し、アランは肩身の狭い思いをしたのかもしれないが、その後またもや、レニーが辞任することに。陰で囁かれていたのは、事実上アイザイアから首を宣告された。というもの。

入れ替わりの激しい、情もない、ニックス。
これが本来のニューヨークの姿なのか。結果を出すためには義理も人情もなく、汚いことだって当たり前のように遂行する。


実はアイザイアはニューヨークという街にぴったりな男だったのか。

アランはこんなニューヨークの本来の姿に翻弄されている。
怪我で思うようにプレーも出来ないジレンマ、金額通りの活躍が出来ないことから批判を浴び、それを今すぐ証明することも出来ず、膝の痛みと批判の深みにはまるばかりだった。
アランには暗に引退を勧めるアイザイア。それを阻止する社長のドーラン。

ニックスはもう既に別の人たちがプレーし、リーダーシップを取り、自分の懐を離れてしまったチーム。それでも医師と相談し復帰に向けていた矢先。

引退を発表。
なぜ?

2005年プレシーズンの最中、それも試合と試合の間の日、練習場で突然会見をするという。つい2週間前までは復帰に向けていると言っていたのに。(続)
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by chiesuzukihome | 2005-10-24 06:26 | NBA | Comments(0)
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