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都知事選1 俊太郎と護煕

東京都の知事を決める選挙、
必ず一度は演説を聞きに行き、個人的には盛り上がっている。


前回は、細川護煕を応援、今回は鳥越俊太郎。
以下護煕、俊太郎と呼ぶ。


どちらも3位敗退だったが、今回の俊太郎は四方八方から矢が放たれる誹謗中傷の中、
1,346,103票を獲得。
134万人が俊太郎に投票した。
民進党、共産党、社民党、生活の党が支援したが、民進党のバックにいる「連合」が自主投票となった。
でも、

もし、連合を足しても小池百合子(以下ゆり子)の2,912,628票には、至らなかっただろうし、
俊太郎出馬で、断念した宇都宮健児の応援があったとしても、足りなかったと思う。

このゆり子ぶっちぎり当選には、多くのリベラル層や普通のおばちゃんやおじちゃんが、テレビの放送や噂を聞いて、小池さんかわいそう〜、自民党と戦っているのね!というイメージで投票行動を起こしたのだろうな。
俊太郎出馬当時は、おそらく彼らの期待は俊太郎にも集まっただろうし、自民党との対決姿勢も期待しただろうが、あまりにも準備期間が短すぎたわ。

最初の数日はしどろもどろで、護煕の演説を思い起こさせた…。
おそらく、俊太郎の場合、準備に1週間でもあれば、かなりいけてたのではないかな。最後の方は声も大きく、ムーブメントを起こせそうな雰囲気にまで至っていた。
護煕最後の数日に「タウンミーティング」開催した時のような、ああ最初からこれやっとけよ感が全く同じで、ええと、またもや、、、中道左派orリベラル保守は、

「他にいい候補がいないので、純なおじいちゃんが老体に鞭打って出馬!!!」みたいなのが続いてしまった。。。。
純粋なおじいちゃんがリベラルの情けなさに後押しされ、思い余って、お茶の間から飛び出てきてしまったのだ。

。。。

実は、前日まで民進党都連は古賀茂明を担ぐことがほぼ決まっていた。
でも俊太郎が手を上げたため、「勝てそうなイメージ」を優先して俊太郎に決まったらしい。

それ、岡田克也民進党代表の一声だったそうだが、その地点では正解だったのではないか。
都知事は、まずは「知名度」がないと絶対に勝てないのだ。
いくら完璧な政策を掲げようとも、

「知名度=信頼」なのである。

それに加え、「はつらつと元気で賢そう」「リーダーシップありそうに見える」

さえあれば、かなり有利だ。


ところが俊太郎の場合、勘が鈍りまくり、しかも言わない方がいい単語を連発。元気そうに見えない。
などのネガティブ要素に加え、女性スキャンダルに、自民党ネットサポーターズクラブのネトウヨによる誹謗中傷、マスメディアによる意地悪な編集、等々、様々な波が押し寄せ、知名度は悪い方向へ振り切った。
今でもひどいデマや中傷が書き込まれており、これは事情の知らない人たちや迷っている人たちに当然のように敬遠されただろう。

wikiペディアにも、ネガティブなことが多く書かれている。
これは普段ネットをやらない俊太郎ゆえ、何が書かれているかチェックしていないと思われる。もっと素晴らしい功績をたくさん書き込んでおくべきだった。その点ゆり子は、自分自身のサクセスストーリーを詳細に並べており、うむ、ゆり子、わかってるな!と頷いてしまうほどだ。


言わない方が良い単語とは、
例えば
「3日で政策作った」

「4野党と宇都宮さんの政策を集結させている最中なので」、など他に言いようがあった。


原発については
↓(経済的に失速するイメージを持つ)ただ脱原発を掲げ圏内止めるというよりも、

「都のエネルギー政策では、再生可能エネルギーを促進し、原発ゼロに。それによって(再生可能エネルギーの)新しい技術開発が進み経済に活気をもたらす」、、などなど言いようがあった。(これは護煕の時もそう思った。最後の方で小泉純一郎はそういうロジックを取り入れていたが時すでに遅しだった)

原発止めるというのは、まあよかったかもしれないが。


そして、ゆり子は選挙がよくわかっている。

緑色のものを用意してください。と有権者に訴え、都民一人一人の票が私を作っているのよ感を演出していた。
党の操り人形ではない、縛られていないというイメージ作りも完璧。


俊太郎の方も、実は結構頑張っていた。
マスメディアに載らないので、そんなことがあったのか〜と言われてももう遅い。
市民連合や学生たち、パーカッショニスト、脱原発市民、などが次々舞台上でスピーチし、
その気ままさや多様性ある人たちの訴え、フェス感、は絶対に増田候補にはできない、ゆり子にもできない
芸当だったと思う。

あまり認識される機会がなかったのが悔やまれる。

ここに、鳥越Tシャツのデザインを添付しておきますが誰が作ったのかな〜??
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そして、こちらはバーニーサンダースの。
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Birdieとも呼ばれる、サンダース。
鳥つながり。

こういうグッズを作ってお祭り騒ぎにする選挙を、日本はもっとやっていいし、テレビや新聞はもっと取り上げるべきだ。それによって投票率も上がるし若者もとっつきやすい。

選挙期間が短すぎ、自民党が国民不在でこっそり政治を決めるやり方が一般的になってしまい、知らぬ間に、今回の東京都の利権問題(内田茂というドンが都の利権を牛耳っていると猪瀬直樹が暴露)追求が難しくなっていた。

ゆり子が都知事になり、利権追及チームを作るというので、期待したい。
俊太郎には、一息入れて、とりあえずぐっすり眠ってほしいのだった。






つづく








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# by chiesuzukihome | 2016-08-01 22:45 | Comments(0)

村上隆 五百羅漢展

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すごいエネルギー量の展覧会だった。
村上隆の五百羅漢図展。

五百羅漢とは、500人の供養尊敬を受ける石仏。
羅漢にちょっとこっけいなおもしろさを見つけ、壮大なキャンバスにシルクスクリーンで描く。

左右、数十メートルくらいある。(人の大きさ参照)

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手前の羅漢が小さく、後ろの羅漢が大きい。西洋の遠近法をみごとに無視しした
日本独自の解釈がいたるところに。

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これにかかわったボランティアらは200人くらい居るらしい。

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気の遠くなるような仕事量。
コンピューター使いまくり。レイヤー重ねまくり。

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時間割…夜間シフトと昼間シフトがあり、みな一緒に生活しているのか。

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村上隆は、東日本大震災にショックを受け、制作したという。
人間の死、限界をテーマとした村上隆ワールドの境地。

これを仕上げた後、村上は「死んでもいい」と思ったそうだ。

日本が世界に誇れる境地を創造した
必見のアートだった。

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# by chiesuzukihome | 2016-03-01 18:23 | アート | Comments(0)

会田誠

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これ、あの総理大臣じゃなくて会田誠。
海外で演説しているところ。パロディなんだけど…。

東京都現代美術館にて。

「国際会議で演説をする日本の総理大臣と名乗る男のビデオ」
by 会田誠
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原稿をただ読んでいるんだけど、つっかえつっかえ、日本語発音の英語で。全文も大きく掲載されている。難しい単語にはちゃんとふりがながあります。

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檄文
文部科学省に物申す。

東京都現代美術館は展示を躊躇(実際は、子供向けの企画だったため展示趣旨を質問しただけと主張しているそうだ)。もちろん、上のパロディも問題だっただろう。なんか残念な展示のされ方というか、ヨーガンレールなどとカップリングされ、「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」というタイトルでくくり、作品の写真などを掲載していないポスターになっている。しかし上記の企画タイトルで出てきた作品がこれだったってすごいな!


日本の総理大臣と名乗る男のビデオはもっと拡散されてほしかったね。



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# by chiesuzukihome | 2015-12-22 18:18 | アート | Comments(0)

ヨーガンレール

ヨーガンレールはドイツのファッションデザイナー。
日本に住んでいたんだよ。
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ヨーガンレールの照明。

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とても綺麗。
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でも、これどうやって作ったの?
石垣島の海岸に漂着した、プラスティックの山に頭を痛めたヨーガンレールは、そのひとつひとつを綺麗に洗い流し、アイテム別に分け、一番上の写真などは洗剤の蓋やシャンプーのボトルを縦に繋いだもの。3番目の写真の蛍光灯のような白い輪っかは、ペットボトルの蓋の真ん中に穴を開け繋いだもの。紐のように見えるのはおそらく漁網。
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これはビーチサンダルを色別に分けたもの。

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岩に打ち上げられ磨り減っている。
どことなく顔にも見える。

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海岸はゴミの山。
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細かい小石のように見える白い粒はプラスチックが削れたもの。
地球の生態系を考えると、これを魚が食べたりするわけで、しかも絶対に分解しない。限りなく小さくなるだけ。
地球環境の破壊をデザイナー、ヨーガンレールは嘆く。ご本人は2014年に逝去。若い頃はファッションと創作、大量消費時代を生きたが、晩年は食の安全、自然の大切さを痛感し、社員食堂も無農薬野菜を使用し、石垣島にヨーガンレール農場を持っていた。

ヨーガンレールのこと、もっともっと調べたい。
。。。

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東京都江東区にあるヨーガンレールの山食堂。
美味しすぎる。





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# by chiesuzukihome | 2015-12-22 18:16 | アート | Comments(0)

坂茂の新国立競技場案

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(坂茂の新国立競技場コンペ案)

2020年東京オリンピック 新国立競技場:

坂茂さんもコンペ出品していたのか。
100年続いた人工の森、神宮の森との調和を考えるのは当然だと。

「あのコンペに僕も案を出したんですよ。見事に落ちましたけど(笑)。神宮の森と競技場を溶け込ませる配慮は当然です。規模も小さくなります。それは、僕だけじゃなく、他の提案者もしています。当たり前のことなのです。
そのうえで、僕の案は、予算(当初の予定価格は1300億円)の8割ぐらい。もっと簡単にドームの開閉ができるプランです。従来の開閉式ドームは、建設にもメンテナンスにもすごくお金がかかる。一回一回の開閉が大変で、時間もかかります。そこを簡単な構造で、スピーディにできるようにしました。」
President Onlineより



神宮の森との調和。
被災地への想い。

このふたつはこのコンペに不可欠ではなかったのか。
坂は世界の被災地へ飛んで紙管を使った住宅を創り、被災した人々への貢献を無償で行っている。そのような視点を持つ坂茂。なにか盛大なスタジアムを作って日本をアピール!の前に、それらをしなければいけないのではないか。

先ほど、茂木健一郎氏がツイートしていた「負ける建築(隈研吾)」もしかり。


そもそも、21世紀において、日本が世界に発信する建築的メッセージとして、ザハ案はまったくそぐわない。現代の代表的建築家のひとりである隈研吾氏は、「負ける建築」ということを言われる。建築は、設計者の自我の主張、押し付けではない。むしろ、周辺の環境に「負ける」ことが大切。
茂木健一郎 (@kenichiromogi)


「負ける建築」とは、つまり、周辺の環境、文化、歴史的文脈に合わせて、その中で違和感を与えず、ひっそりと息づく、そんな建築であり、まさに日本人の伝統的な建築観(借景などを大切にしてきた)に合うものだろう。新国立競技場には、そのような、環境に適応した控えめな視点こそが必要である。
茂木健一郎 (@kenichiromogi)





まあ、スポーツ界において、負けるのはごめんかもしれないが、
今の時代、公共事業に於いて考えなければならないこと多し。



⚪︎
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# by chiesuzukihome | 2015-07-13 18:38 | 建築門外漢 | Comments(2)

新国立競技場、なぜ。

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(坂茂のポンピドーセンター分館:なんとなくここに貼ってみた)


下の投稿で、あ え て 新国立競技場ザハハディド案がなぜ素晴らしいと言われているのかを書いたが、

さ ら に (コンペ当時の記事によると)

「スポーツに一番重要な躍動感を思わせる流線形のデザインが斬新」

流線型は、自転車競技のヘルメットや水泳、ヨットでの水や空気の抵抗を軽減するためのカタチを連想させる。



「シンボリックな形態だが、構造と内部の空間表現に見事な一致があり、都市空間とのつながりにおいても、シンプルで力強いアイデアが示されている」


都市に馴染むという事だろうが、それは空から見ての事だ。
近くに寄って人間が歩いてみれば、巨大な建造物の(70m)壁面に遮られ、いったい風の流動はどうなるのかい。


「可動屋根も実現可能で、文化利用時には『祝祭性』に富んだ空間演出が可能。とりわけ、大胆な建築構造がそのまま表れたダイナミックなアリーナ空間の高揚感、臨場感、一体感は際立っており、この強靱な論理に裏付けされた圧倒的な造形性が最大のアピールポイントだった」


たしかに、臨場感、高揚感はあるのでは。と思われるが、
巨大すぎて、高さや、鉄道にまたがる部分の長さを縮小し、これでもこじんまりまとめたザハ案に改修されたほどだ。

可動式屋根は、防炎の観点から日本の建築基準を満たさないため、遮音装置という名前になるらしく、コンサートなど開催するのにマスト。、、、が、年12回しか行えない。というのも天然の芝生のメンテナンスに支障を来すとか。しかもサッカーW杯を招致しようとすると、一部仮設座席仕様も不可なので設計を変更し可動式にするらしく、あとから維持費や増設部分により当初の金額では納まらないのだ。


このでこぼこつぎはぎアイディアに則りながら、何が何でもザハ案を通そうとする。

「この建築を国家プロジェクトとしてつくり上げることで、日本が技術力などを含めてすごい国だということを世界に発信したい」

というのが当初から続く、安藤忠雄とJSC、文科省の主張だ。



ええと、、、、
いまさら、「日本の技術すごい!」というためスタジアムに血税2000億円以上使う意義はあるのか。
(世界では高くても635億円(ロンドン五輪スタジアム)。広島のマツダスタジアム110億円)

おれってすげえ!
どうや!
日本は戦争にも勝つぜ!

みたいなことを連想してしまっている国民はいまやたくさん居るでしょう。
それで失敗したのが先の戦争。
うちらアメリカや中国ではないんでっせ。
でっかくて金かけた!!どや。てのは日本的じゃ無いと思うわ。

もっと日本らしいやり方があるよね。
そう思わない?


その難しい巨大アーチ構造(アーチの直径(断面)は3LDKに匹敵、長さは永代橋の2倍)技術は、
どのように難しい構造で、それを今後世界のどこかで必要とされる、特許になるほどの技術なのか?


それって国の威信を賭けてでも、みたいな技術なのか。
どう見ても、途中で止められなくなり、金に糸目をつけず無理して押し進めているとしか思えぬ。



坂茂さんや隈研吾さんはどうおもわれるのだろう。
日本を代表する、日本的な建築家たち。
槇文彦氏は最初からずっと反対している。これでは日本の建築界のレベルを疑われると。
(建築エコノミスト森山高至氏によるとその技術、物理的に不可能に近いとか)

これが日本や!という示し方が間違ってないかね。





安藤氏は、国内で数々の素晴らしい仕事をしながらも、
最近は中国などで巨大な建物にチャレンジしていたそうで、いきなりの設計変更や資材が納期通りではないとか、一筋縄では行かぬ相手に、さまざまな困難をくぐりぬけ、ダイナミックな建築を創造してみせた。
きっと、そんな海外でのこれから成熟するいってみれば高度成長、バブル、などを迎えている東南アジア、中国の建築をしているうちに、「どっかん」と大きなものが一番だ。と思うようになったんだろうと想像してしまう。

悲劇だったのは、それを建てるのが「神聖な神宮外苑」だったということだ。
もし、ザハ案が500億円程度でできるものだったとしても、あの外苑にザハはあまりにも失礼きわまりない?物体でしかなかったのではと思う。



アンビルドの女王を利用してコンペ勝ち抜いて、一旦アンビルドになり、日本の建築界の集大成みたいなのを、もう一度廉価で設計建築することは可能ではないのか?
(廉価、速くできる、環境を汚さない、日本の技術使用、日本の文化・哲学を表している、シンボルになり得る、国民に愛される。という建築)

先進国は、時代はサスティナブル(持続可能)な方へ向かっているはずなんだけど。
日本は違うのか。




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(しかしザハデザインを縮小したものをよくみると、ぜんぜんザハのデザインに見えて来ない。これだれのデザイン?森元?。流れるようなフォルムは再現されておらず。おそらくザハは、これ私のデザインじゃないわ。と主張するであろう)



以上、
しろうとも口を出したくなる新国立競技場問題でした。( ´q`)






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# by chiesuzukihome | 2015-07-08 16:17 | 建築門外漢 | Comments(1)

新国立競技場、なぜ強引に進めるのか。

東京オリンピックにむけて、国立競技場が新設されるのだが、
これがたいへんな負の遺産になろうとしている。

2520億円。
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(改修前コンペ時のザハハディド案をブルーにしてみた)

これどこから資金調達するの?

おそらく殆どは国民の税金に、将来なるでしょう。
(他にスポーツ振興くじtotoの収益、選手強化のためのスポーツ振興基金の切り崩し)

そんなことお構いなしに、JSC日本スポーツ振興センターは粛々と建設を進めようとしている。(粛々?)
金額だけでなく、巨大なスタジアムは東京ドームなんかすっぽり入ってしまう信じ難い世界最大ともいえる大きさ。
ザハハディド氏の壮大で豪快なデザイン、いったいほんとうに構築できるのか?建設可能なのか?がわからないのに、コンペで一位になって通ってしまった。(ザハ氏はアンビルドの女王と言われている)

その時の審査委員長は建築家の安藤忠雄氏。
安藤忠雄は、以来有識者会議を欠席し、メディアにも意見表明せず、雲隠れ。


なぜ、安藤氏らはこの巨大で操縦不可能であろう恐竜を世に送り出そうとしているのか?



当初から、今でも、主張し続けている理由に
震災からの日本の復興、ムリ目な巨大建築を

「日本の技術力集結で挑戦しようじゃないか!」

というのがある。
以下は安藤忠雄氏とJSCの「巨大建築を押し進める理由」としているもの。(7月7日JSCによる国立競技場将来構想有識者会議より)


「創るべきは地球人の未来へとむかう灯台、希望の象徴となれる場所」

「現在のような停滞気味の社会状況の中で、国家プロジェクトとして創られる新競技場には、単純な施設拡充以上の、社会に対するメッセージ、新しい時代のシンボルとなるべき想像力が期待される。また橋梁とも言うべき象徴的なアーチ状主架構の実現は、現代日本の建築技術の粋を尽くさねばならぬ挑戦となるものとし、評価を受けたザハハディド氏のデザインが、2012年11月に選ばれた。」
(これは7日に新たに安藤氏が表明した文章でなく審査当時2012年に表明したものをJSC河野氏が読み上げただけ)


「このデザインは、オリンピック招致の強みとして、常にIOCに対し発信され、他のどんな競技場とも似ていない、真新しいスタジアムを建設するとして発信され、招致を勝ち取る事ができた。」


「50年後100年後も親しまれる日本のシンボルとなるよう、国民のひとりひとりの財産、レガシーとして多くの方のご支援を戴きながら、育んでゆくもの。
神宮外苑の町づくりに関わる基本覚え書きをJSCと東京都、関係組織との間で締結。この町づくりに競技場が貢献できるよう、また舛添都知事の提唱する、"スポーツクラスター"の中の重要な位置づけとなるよう設置できればと。」




つづく






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# by chiesuzukihome | 2015-07-08 12:00 | 建築門外漢 | Comments(0)

ドラッガーコレクション

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ドラッガーコレクション


マネジメントの父で、経営学最高峰ピーターFドラッガーが、日本画に傾倒していたのはご存知でしょうか。それは趣味の域を超え、若い頃から室町時代の水墨画や桃山時代江戸時代の貴重な文人画など壮大なコレクションを続けていたのです。
今回、没後10年にして千葉市美術館でその一部を見てきました。

渋い趣味しているな、これがマネジメントとどう繋がるのか?
わかりませんでした。

けど、絵画の何も描いていない部分の「間」の取り方、筆の勢いリズム、緻密さ、などは、経営や、いやなんでも重要なところは、全てに通じるものがあるなあと再確認。

もう二度と見られないコレクションだったかもな。


なお、千葉市美術館はけっこういいのやってるよ。
日本画方面が充実しています。


千葉市美術館の周りにはカフェとか見どころがないし東京から来るのには面倒かもしれませんけど。
おすすめといえば、
オーガニックワインバー(da.b)、中近東風のカフェ(apartment-m cafe)、カフェ&ギャラリー(呂久呂)があるけど…。
千葉市美術館の上のレストラン、かぼちゃわいんもまあまあいいです。















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# by chiesuzukihome | 2015-07-08 11:51 | アート | Comments(0)

東京オリンピック

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東京オリンピックのポスター。

これは2020年のではなく、1964年のものでもない。

1940年に行われるはずだった、幻の東京オリンピックポスター。
とても洗練されていて、日本を一目で感じられるいいポスターだ。

1936年にベルリンオリンピックが行われ、軍国色の強い、しかもゲルマン民族がいかに頭脳と身体優れているかを誇張するものだったらしい。

日本は、軍国色の強い祭典にしたかったようだが、このポスターを見る限り、たんに美しいなぞの国な雰囲気。。。




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資料全てこちら
http://pingmag.jp/2013/11/18/1940-tokyo-olympics/





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# by chiesuzukihome | 2015-03-10 17:54 | Comments(0)

ガウディ x 井上雄彦

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コレ、チラシ。
バルセロナの街のとてつもない彩度から始まる展覧会。
で、チラシの彩度も上げてみました。


今、長崎で開催しているようです。




六本木ヒルズの森美術館。




色数と彩度が、日本のそれとはまったく違う事に驚く。

そして木の香り。絵の周りに木のチップを敷き詰めた演出は見事。井上さんの描かれた、ガウディの少年期、自分で立てない程のリウマチだったとは…。骨で立つ事にとても興味を示したきっかけではないだろうか…それが幾重にも柱を立たせた建築に行き着くのだろうか。

そのころガウディは観察力を養った。

絵を描く事=観察すること。


個人的に気に入っているのは、井上さんの描いたステンドグラスのような色彩の亀と魚が、天井から光として泳ぎ浮遊しているところ。


井上さんの仕事は、それ以外ほとんど、色彩を持たない。

墨。


最後のほうの、和紙に和紙の模様に忠実にえがかれた曲線、和紙に水滴を垂らし水玉のようになった和紙。
ガウディの自然に忠実な姿と、井上さんの自然に忠実な姿が重なった。
この絵、もっと大きいといいのにな。




井上雄彦さんと、ガウディの共通点は。


完成を急がない事。


これは締め切り前をなんどもくぐり抜け、境地に達した人にしか言えないことばです。
じぶんはまだまだですな。
てか、締め切り仕事に急がないとは…。さすがです。
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# by chiesuzukihome | 2014-08-26 13:24 | アート | Comments(0)